岡村 仁一
所属(前期課程)
社会文化専攻欧米社会文化分野欧米社会文化コース
所属(後期課程)
共生文化研究専攻国際共生文化分野
職位
准教授
取得学位
修士(文学) 明治大学(1986年)
主な大学院担当科目
英米文芸文化Ⅴ特論・演習
アメリカ近代小説研究
専攻分野
米文学
研究テーマ
ハーマン・メルヴィル研究
博士前期課程学生指導
◯
博士後期課程学生指導
◯
各課程について学生指導が○となっている教員は,学生の主指導教員となることができます。
研究についての紹介・学生へのメッセージ
Moby-Dick(邦訳名『白鯨』)の作者として名高いHerman Melville(1819-1891)は、今日でこそアメリカ最大の作家と見なされているが、正しく評価され始めたのは死後三十年(『白鯨』が初めて世に出てからだと実に七十年)経ってからのことである。そのMelvilleの、ある意味では不遇の生涯の中でも取り分け1853-56は、『白鯨』の次作、Pierre(1853)の失敗を受け、作家としての生き残りを懸けて雑誌投稿用の短篇小説に挑んだ苦難の時代にあたるが、その期間の作品を研究テーマとしている。