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学位取得博士前期課程:修了までの流れ

博士前期課程

博士前期課程では、授業科目(選択科目)のほかに、「研究入門」「課題研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」及び「総合演習」を必修科目として設けています。 さらにインターンシップ、他大学院の授業科目の履修や入学前の既修得単位など(研究上有益と認められる場合)を認定しています。 専門的学力の習得に重きを置いたカリキュラム編成で30単位以上を修得します。

「研究入門」
リサーチペーパーや論文作成のための研究倫理、研究作法、論文作法の習得を目的とする科目で、大学院学生または研究を行う者にとって共通して重要な内容を、複数の教員が担当する科目。
「課題研究Ⅰ」
個別の研究対象に関して、修士論文作成のための技法・作法等の基本を修得する科目。
「課題研究Ⅱ」「課題研究Ⅲ」
主指導教員による修士論文作成のための個別指導を行う科目。
「総合演習」
所属する専攻の教員や他の学生の前で各自の研究内容を発表し、参加者との議論を質疑応答の形で行う科目。この科目の履修により、事故の研究対象(領域)を超えた融合的な幅広い思考能力を涵養し、修士論文のブラッシュアップを行う。
「論文作成」
2年次の1学期に「学位論文作成計画書」を提出し、「学位論文作成資格審査」において資格を取得したのちに「学位論文」を提出します。 「学位論文」の審査や口述試験により、学位にふさわしい能力を有しているかどうか審査され、合格と判定されると、修士の学位が授与されます。
※学位の種類は、各専攻紹介の頁を参照

 

※学位論文の審査基準(各専攻の人材育成目標に基づき,以下の基準により総合的に評価)

1.課題設定の明確性及び適切性

 現代社会文化研究科の各専攻・各分野を研究領域とした論文として問題意識が明確であり,研究テーマの設定が適切であること。

2.先行研究の適切な取扱い

 当該分野の先行研究について適切に検討されており,設定された研究テーマの目的・意義が適切に位置づけられていること。

3.研究方法の適切性

 研究テーマに即した研究方法が選択されており,その研究方法に従ってデータや資料などを的確に調査・分析していること。

4.研究の独自性

 既存の研究には見られない独創的分析,解釈等が行われていること。

5.論述の明確性及び論旨の一貫性

 結論に至るまでの論述や論証のプロセスが明確かつ論理的であること。

6.論文形式の適切性

 文献の引用,文章表現等が適切になされ,学術論文としての体裁が整っていること。