上山 泰
所属(前期課程)
法政社会専攻法政社会分野法制ネットワークコース
所属(後期課程)
共生社会研究専攻地域共生社会分野
職位
教授
取得学位
法学修士 早稲田大学(1990年)
主な大学院担当科目
民法Ⅳ特論・演習
成年後見法研究
専攻分野
民法・医事法
研究テーマ
成年後見全般、判断能力不十分者の不法行為責任
博士前期課程学生指導
◯
博士後期課程学生指導
◯
各課程について学生指導が○となっている教員は,学生の主指導教員となることができます。
研究についての紹介・学生へのメッセージ
判断能力が不十分な成年者に関する私法上の制度と、これを支える基本原理について研究しています。中核は、自己決定支援という視点からみた、制限行為能力制度と法定代理権制度からなる成年後見制度の再構築ですが、障害者差別解消法との関係で問題となる、知的・精神障害者等の契約法上の位置づけなおしと、私的自治原則との関係性についても研究を進めています。伝統的に「保護の客体」に過ぎなかった人々を、他の者と平等な「権利の主体」として捉え直そうとする、こうした試みは、近代市民法の枠組みそれ自体の再考を促すことにもなるのではないかと考えています。