大屋 靖成
所属(前期課程)
経済経営専攻経済社会分野理論・計量経済コース
職位
准教授
取得学位
東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程単位修得(1989年)
主な大学院担当科目
市場と組織の理論特論・演習
専攻分野
経済学
研究テーマ
理論経済学
博士前期課程学生指導
◯
博士後期課程学生指導
-
各課程について学生指導が○となっている教員は,学生の主指導教員となることができます。
研究についての紹介・学生へのメッセージ
経済学の理論モデルでは、制約条件の下での最大化というモデルがよく使われます。様々な制約の下で最大限努力するという意味ではそれでよいかもしれません。しかし、新古典派的な伝統的な考えには、置かれている前提など、問題がありました。各経済主体の合理的な行動によって経済が不安定になるとか、格差が広がるということが起きていました。市場機能は単純なものではなく、たとえばGlass-Steagall Actが必要であったし、都市交通においてもアメリカではさまざまな制度が設けられています。そこで、制度の役割、社会的共通資本、内部相互補助に意義があるとしたら、どのようなものか、関心を持って研究を進めています。