小林 繁子
所属(前期課程)
社会文化専攻欧米社会文化分野欧米社会文化コース
所属(後期課程)
共生文化研究専攻国際共生文化分野
職位
准教授
取得学位
博士(学術) 東京大学(2013年)
主な大学院担当科目
ヨーロッパ歴史文化Ⅰ特論・演習
ヨーロッパ歴史社会研究
専攻分野
歴史学
研究テーマ
近世ドイツ史
博士前期課程学生指導
◯
博士後期課程学生指導
◯
各課程について学生指導が○となっている教員は,学生の主指導教員となることができます。
研究についての紹介・学生へのメッセージ
近世ヨーロッパ、とくにドイツ語圏で生じた魔女迫害をテーマとして、魔女裁判の記録や、魔女の恐怖を伝える活版印刷のビラ、魔女裁判について定めた法令や法学者・神学者の著作などを調べています。ここからは教会と世俗、地方と中央、学識者と平信徒、ローマ法と慣習法、理性と魔術的世界観などヨーロッパ社会が近代へと変容していくなかで直面した、様々な根本的な変化と競合関係を垣間見ることができます。皆さんが抱いた小さな疑問は、「近代とは何か」あるいは「ヨーロッパ文化とは何か」という大きな問いへとつながっていくかもしれません。その答えを一緒に考えていきましょう