田中 伸至
所属(前期課程)
法政社会専攻法政社会分野行政ネットワークコース
所属(後期課程)
共生社会研究専攻地域共生社会分野
職位
教授
取得学位
法学士 京都大学(1988年)
主な大学院担当科目
社会保障法特論・演習
医療制度研究
専攻分野
社会保障法、医療保障法
研究テーマ
診療報酬、医療提供体制
博士前期課程学生指導
◯
博士後期課程学生指導
◯
各課程について学生指導が○となっている教員は,学生の主指導教員となることができます。
研究についての紹介・学生へのメッセージ
わが国の医療制度は、公的医療保険制度と医療提供体制に係る制度の2つのサブシステムから成り立っていますが、このうち、医療機関の機能分化や連携、それに密接に関連する診療報酬制度に目下の関心があります。わが国と同様、社会保険方式による医療保障制度を構築しているドイツを比較対象としながら、法学的方法により研究を進めているところです(例えば、「診療報酬制度の構造と診療報酬決定過程 ― 日本とドイツを例に」社会保障法30号(2015年)125-139頁)。医療は法制度外の構造や要素の役割も大きく、法解釈学的方法だけでは可視化できない部分もありますので、他の学問分野の成果も可能な限り参照したいと考えています。