笠巻 純一
所属(前期課程)
現代文化専攻人間形成科学分野人間形成環境科学コース
所属(後期課程)
人間形成研究専攻人間形成文化分野
職位
准教授
取得学位
博士(教育学) 新潟大学(2007年)
主な大学院担当科目
応用健康科学特論・演習
健康支援科学研究
専攻分野
応用健康科学(健康推進活動・健康教育)
衛生学・公衆衛生学
研究テーマ
・健康行動変容に影響する環境要因の解明と健康支援プログラムの検討
・NCDs(非感染性疾患)のバイオマーカー(血液生化学検査等)に影響を及ぼす健康行動の評価
・青少年の健康課題に応じた学校における健康支援体制の機能強化に関する研究
博士前期課程学生指導
◯
博士後期課程学生指導
◯
各課程について学生指導が○となっている教員は,学生の主指導教員となることができます。
研究についての紹介・学生へのメッセージ
子供から高齢者に至るまで,生涯にわたる疾病予防及び健康増進のための方略について検討しています。具体的には,多変量解析等の統計手法を用い,健康行動(栄養,運動,睡眠,飲酒,喫煙)や心理的ストレス,その他,疾病にかかわる内的・外的環境要因を解明し,科学的根拠に基づく効果的な健康支援策(特に,学校・地域・職域において)を確立すべく研究を行っています。
大学院生とともに取り組む現代社会文化研究科共同研究プロジェクトでは,これまで以下の課題について論究してきました。
① 子供の心と体の健康支援を促進するための保健管理,保健教育の充実や社会システムの構築
② 生活習慣病予防のためのヘルスリテラシー向上に向けた健康支援策の検討
③ 養護教諭のリーダーシップ行動の評価と関連要因の検討
④ 現代的健康課題に応じた養護教諭の専門性に関する研究
⑤ 学校危機管理におけるリスクマネジメント及びクライシスマネジメントの検討
⑥ 運動部活動における体罰問題の解決に向けた健康支援策の検討
⑦ アジア地域における子供の健康課題の要因解明と健康支援策推進の検討
大学院生が主体的に取り組むことができる研究を通して,大学院生一人一人の自己実現と研究成果の社会還元に寄与することができればと考えています。